裏銀座のさらに裏にあたる針ノ木～烏帽子岳までを縦走しました。スタートは針ノ木の大雪渓を登ります。
梅雨の晴れ間なのですが、針ノ木小屋はまだやっていないため他の登山者は日帰りのおじさん一人でした。
蓮華岳からの天狗の大下りです。ここから船窪小屋まで北葛岳、七倉岳と悪場で激しいアップダウンが続きます。しかし砂礫地のコマクサに癒されます。
船窪小屋もまだ営業していないのでキャンプ場に泊まります。そして翌日は、このコースの核心部である船窪岳、不動岳を経て烏帽子岳を目指します。信州側は毎年崩壊が進んでおり、安全のために登山道が少しずつ内側につけられていますが、不動岳山頂手前でとうとう登山道ごと崩壊していました。無理な通過は危険なので内側のハイマツ帯をヤブ漕ぎしましょう。
不動岳から烏帽子岳まではルンルンコースになります。この先の烏帽子小屋で裏銀座コースに合流します。さすが裏の裏道で、蓮華岳から高瀬ダムまでこんなに良い天気なのに誰にもお会いしませんでした。あーもったいないぞ。