西表島トレッキング


1月から2月の時期は比較的天気の悪い西表島にトレッキングに行ってきました。さっそく、西表島最高峰の古見岳に向かいますが、渡渉する川はちょっと水量多めです。

何度も渡渉を繰り返し、ようやくこの辺りから尾根への取り付きです。

板根が立派なサキシマスオウノキですね。

尾根を登り詰め、そこから横方向にいくつか小ピークを越えていくと、古見岳の山頂です。展望も標識もありません。

あるのは三角点とイリオモテヤマネコの石像でした。

翌日は、ピナイサーラの滝へ。右手の干潟の中を歩いていきます。

この日は干満の差があまりないので、結構深い所がありビビリながら進みます。

おおっ、西表島で最大の落差のピナイサーラの滝がマングローブ林の奥に見えました。

干潟を渡り切り、ようやくマングローブ林の入口です。

マングローブ林の泥地には、日本最大のキバウミニナがいっぱいいました。

ようやく滝つぼに到着しました。

ピナイサーラの滝は、豪快で迫力満点でした。

また潮が満ちてしまうので、急いで来た道を引き返します。そんな心配をしないように現地のツアーでは、通常カヌーを使いますね。

ただし、こんな干潟を味わえるのは、歩いた者だけです。

リュウキュウコメツキガニと戯れることができました。

干潟を終え、バイクで40分ほど移動して、続いてユチンの滝へ向かいます。

水が豊富な西表島のトレッキングは、どこへ行くにも渡渉がありますので、しっかりとした沢靴がベストです。

素晴らしい三段の滝です。

そのまま滝の上にも行くことができます。気持ちいい眺めです。

翌日は、今回最大の目的のマヤグスクの滝へ。時間に制限があるので、ボートをチャーターして早い時間にスタート地点に向かいます。

マリュウドの滝も水量がたっぷりで、迫力ですね。

ここが西表島横断道の入口です。マヤグスクの滝へはこの道の途中からアプローチします。

第二山小屋跡。昔はここにテントを張ったようですが、現在は禁止となってしまいました。つまり西表島横断道のどこをどう通ろうが、日帰りが原則となりました。

イタチキ川出合。ここから横断道を離れ、マヤグスクの滝に向かいます。

やっと出会いました。ヤマネコの城といわれるマヤグスクの滝です。

城の奥に侵入しようとしましたが、この迫力で引き戻されてしまいました。容易に人を近づけませんね。

横から見ても、いやーすばらしい。きれいな階段状になっています。

帰りのボートに間に合うよう、これまた急いで引き返します。ジャングルの奥地にあるマヤグスクの滝は、苦労しても見る価値十分でした。