大峯奥駈道(第一回)


熊野古道の1つ、修験道として開かれた大峯奥駈道。吉野から熊野まで約80kmに渡る修行の道を4回に分けて歩きます。その1回目として、吉野の金峯山寺からスタートしました。

 

 

凍てつく寒さの中、四寸岩山を越え、大天井ヶ岳を目指します。

 

 

ここは、「五番関」。女人結界となっているため、女性はここで下山となります。明日、和佐又から登り、大普賢岳の手前で合流します。男性はここから山上ヶ岳を目指します。

 

五番関から先は、修験道らしく、少々険しくなってきました。

 

山上ヶ岳の山頂部に着きました。宿坊はとっくに営業期間外になっており、軒下に一晩の宿をお借りしました。

 

一晩明けると、快晴のお天気!しかし、めちゃくちゃ寒いです。氷点下5度以下で、さらに昨晩雪が降ったらしく、一面真っ白です。

 

これからの先の大普賢岳~行者還岳間は岩場が多く、岩に着いた雪が氷化している事も予想されるため、残念ながらこれ以上の前進を諦めました。

 

昨日はガスでよく見えなかった行場の「西の覗」。上でお二人が手を振っています。

 

「鐘掛岩」の役行者も凍り付いていました。

 

せっかくのお天気でしたが、来年リベンジしましょう!