荒波に浮かぶ荒船山


暖かな春の日に荒船山に行ってまいりました。山の中に突然、海に浮かぶ巨大な戦艦が現れたような荒船山。やっぱりそそられますよね。

ルートが一番短い内山峠から山頂を目指します。多くはないのですが、道端には花がちらほら。これは葉が葵の模様に似ているアオイスミレ。

これはエイザンスミレ。ここら辺、けしてタチツボスミレが優勢じゃないところがいいですね。

わりと乾燥している尾根道ですが、少しでも水気のあるところではネコノメソウが群生しています。

艫岩の展望台に到着。東側は200mの絶壁です。危ないですからギリギリまでいって覗き込まないように。

帰りは朝より暖かくなって、ハルリンドウがめいいっぱい花を開いていました。

正真正銘のミツバツツジでした。

この岩壁の景観に圧倒される山ですが、意外にもお花があり、楽しみの多い山でした。