南アルプス南部 聖岳~光岳縦走


椹島に前泊して、朝一の東海フォレストの下山送迎バスで聖岳の登山口に来ました。ここから縦走のスタートです。

聖岳への登りや茶臼岳からの下りにはつり橋が多数あります。ここは聖岳への登りで1つ目のつり橋です。

聖平小屋を朝出発して、聖岳の前聖に到着です。向こうに赤石岳がどで~んと鎮座しておりました。

聖岳から薊畑に戻り、ここからいよいよ縦走路です。南岳に登り返したところです。

この時期、お花はほとんど終わっていましたが、南岳から上小河内岳の間は隠れたお花畑です。夏のフナーレを飾るイワインチンです。

上小河内岳の肩まで来ました。山頂部はガスがかかっており、本日はすでに8時間以上歩いていたので、往復30分を泣く泣くパスしました。

茶臼小屋に一泊した翌日は、縦走路をさらに南下し、光岳を目指します。茶臼岳では真っ白だったガスがようやく取れ、前日に登頂した聖岳の素晴らしい眺め。

南側から見る上小河内岳は美しい!登らなかった事が悔やまれますね。

長い縦走路をどんどん南下し、易老岳を過ぎると光岳が見えてきました。何年も通っていますが、こんなにスッキリ見えたのは初めてかも。

光岳小屋が見えてきました。ここは別天地ですね。

ようやく光岳に到着!そして、ここからまた縦走路を折り返します。その前に光岳小屋でゆっくり昼食をさせてもらいました。

ヘロヘロで茶臼小屋に帰り着き、最終日はウソッコ沢を下ります。昨年の台風の影響でつり橋がいくつも流され倒壊しておりました。恐るべし自然の力です。

応急処理とみられる手作り感満載の流木を利用した橋です。これはこれで、かなりの人手がかかった事でしょう。この後、ヤレヤレ峠に着き、本当に「やれやれ」でした。お疲れさまでした!