九州 福岡と長崎の山々


今回は、九州の福岡、長崎にある山々にガイド仲間と行ってまいりました。まずは、古より修験者の山として知られている三彦山の一つ英彦山へ。立派な銅の鳥居からスタートです。

鳥居を通過すると、奉幣殿まで雰囲気のある石段をぐぐっと上がります。

奉幣殿から上は登山道となります。しばらく登っていくと、中岳の英彦山神社上宮に着きました。

最高峰は南岳となります。その南岳山頂から中岳の英彦山神社上宮を望みます。木の葉が落ちているので、いつもより立派に見えるようです。右奥が北岳です。

このあと北岳を経て、豊前坊へ下りました。北岳から豊前坊への下りは、まさに修験道という感じのガレ場でした。登りに使った方がいいかもしれませんね。

お次は一気に長崎県の島原半島へ移動。ロープウェイを使って登った普賢岳(1,359m)の山頂からは、長崎県の最高峰となった平成新山(1,483m)が煙を出しながら後ろに見えております。

かつて被害をもたらした火砕流の跡らしきものがうかがえます。池の原園地から山頂経由の最短の周遊コースでしたがダイナミックな景色が堪能できて楽しかったです。

続きまして、三女神を祀る宗像大社の三宮の一つ、中津宮のある大島へ。中津宮から御嶽宮のある御嶽山を登ります。ファニーな感じの登山口です。

御嶽山の山頂から南東方面には、宗像大社のある九州が望めます。

そして北西方面には、見えたらラッキーと言われる沖津宮のある沖ノ島が、薄っすらと見えました。一般には上陸が禁止されている神の島です。何か神秘的ですね。

沖の島を眺められる場所に「沖津宮遥拝場」があります。ここでお参りをします。遠くにある分、かえって気持ちがこもります。

最後は、平戸島の安満岳へ。古代より平戸地域における山岳信仰の中心として崇敬を受けていたようですが、キリシタンの聖地でもあったようです。

山頂から春日集落の棚田と生月島の眺めが最高でした。