今回は、大雪フラワーロードを歩くべく、黒岳七合目登山口から黒岳、北海岳、白雲岳を経由して、白雲岳避難小屋で一泊して、緑岳、小泉岳、赤岳を経由して銀泉台へと縦走しました。
お花を楽しむ時期には、まだまだ雪渓が残っています。あいにくガスで旭岳方面は望めませんでした。
黒岳七合目登山口から北海岳までは、大きくアップダウンがあり、やっと着いた感があります。
北海岳からいよいよ大雪フラワーロードに入ります。さっそく、本州ではなかなか見られないキバナシオガマが現れました。
白雲岳の北斜面にさしかかった時にようやく青空が。大雪フラワーロードに入ってからは登山道はなだらかです。
右に行くと白雲岳のピストン。左に行くと大雪フラワーロードの続きで赤岳に行きます。我々はここからまっすぐに白雲岳避難小屋へ向かいます。
昨年改築したピカピカの白雲岳避難小屋が見えてきました。お花がピークの今の時期は、宿泊利用者がいっぱいでしたが、なんとか滑り込ませてもらいました。
テント場から見たトムラウシ岳方面の朝焼けです。見事です。いつか大雪~トムラウシ縦走をツアーでしたいものです。
小屋から緑岳に向かい、折り返して小泉岳へ。ウルップソウが雑草のようににょきにょき生えています。緑岳~小泉岳間は、少し大雪フラワーロードから外れるのですが、ここの花密度、質が一番だと毎回思います。
赤岳から銀泉台に向かって下り始めます。雪渓を慎重に下ると、これも珍しいジンヨウスミレが現れました。葉が腎臓の形に似ていることから。
第二お花畑の駒草平。イワブクロ(タルマエソウ)も沢山。ここも見頃でした。
無事、銀泉台の登山口に下りてきました。「大雪フラワーロード」名前にたがわぬ登山道の両脇に高山植物がどこまでもどこまでも咲きみだれる楽園でした!